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一つの蜂場の4群。

↓ 11月12日にS蜂友の所で分蜂した群れです。
  造巣は順調にいったようですが、肝心の女王蜂に何かがあったみたいで雄蜂しか生まれませんでした。
  2ヶ月以上経ってもまだ働蜂が居ます、、働蜂の寿命って結構長いのですね。
  アカリンダニによる徘徊蜂が出ています。
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↓ 下の二つは全摘した群れです。
  どちらも元気そのもので、アカリンダニの気配すらありません。
  したがって、蟻酸は投与してありません。
  分蜂が近かくなったら継箱をする必要がありそうです。
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↓ 全摘をしてない群れです。
  今年になって徘徊蜂が見られるようになりました。
  蟻酸を入れたのですが、さあ どうなりますやら。
  プチプチは、保温というより蟻酸ガスを外に逃がさないために巻いています。
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11月に分蜂した群れは残念でした。
第二分蜂群ということで、一番期待をしていたのですが。。

全摘群は他の一群を含めて順調にいっています。
巣板が新しい群れはアカリンダニに強い・・ という結果が出て欲しいものです。

ここに来て、巣箱と日当たりの関係に一つの傾向が見えてきました。
『陽当たりがいい場所にある巣箱の方が群れの健康度が高い』 です。
これはあくまでも傾向で、全く日の当たらない所で冬越しをするのもあれば、日当たりのよい所で滅んでいく群れもあります。

今年は二つのことをやりたいと思います。
① 9~10~11月に出来るだけ全摘をする。
② 日当たりのよい所で冬越しをさせる。
   
      ------------------------------------

『真冬の時騒ぎ』
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1月も今日で終わりです。
久しぶりに時騒ぎが見られました。
時騒ぎをしているのはこの群だけです。
天気が良かったら、気温が5~6度でも採餌と時騒ぎがあることが分かりました。
分蜂か・・ と言えるくらいの騒ぎでした。

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ミスマフェットを三か所に分けて置いたのですが、ここは大丈夫でした。
鉄板の倉庫の脇が失敗で、冷害が見られました。
そうだ、、鉄は熱を伝えやすいんだ。。

休眠状態にある花目は冷気に当たることで「休眠破壊」ということが起こるのだそうです。
したがって、花目が開花に向かって動きだすためには寒い環境が必要ということになります。
さすがに氷点下は厳しいみたいですから、5℃前後という所でしょうか?




by henro1945 | 2018-01-18 22:17 | Comments(10)
Commented by ORFEUM at 2018-01-19 13:28 x
いよかんさん
洋蜂の技法で「ショック分蜂」といって女王を含めて蜂だけを新たな巣箱に移し、一から巣板を作らせる方法があるそうです。主に蜂児捨て対策のようですが上手くいけば蜂児捨てが収まるそうです。当然ですが100%という訳にはいかないようで、私の場合は素晴らしいスピードで造巣し産卵が始まり期待したのですが蜂児捨てが再発してしまいました。
この方法の条件は群に活力があるうち、蜜源がある季節のうちだそうです。
いよかんさんの全摘はショック分蜂の逆バージョンかと思いますが、意味するところは同じかと思います。無事に分蜂に至ることを心から期待しています。

Sさん群も大変気になります。多分、第一分蜂群は旧女王群、第二分蜂群は長女群、残りの元群は次女群でしょうか。第二分蜂群は僅かな交尾しか出来なくて途中でタマ切れしたんでしょうか?元群の次女は充分な交尾ができて順調なのでしょうか?

私の場合ですが、時期外れの王台は不都合な状況をリセットする為かと思ったことが何度かあります。Kウイングや徘徊蜂を置き去りにして飛べる蜂だけが飛び立つ篩分け作業だったのかなと思いました。蜂が自発的に行う「全摘」「ショック分蜂」と言えなくもありません。
それではと女王を隔離した上で、巣板に付いている蜂を全て数m位離れた場所に振り落とし、帰巣出来ない蜂数十匹を見捨てるという酷な実験をして見ましたが最後は消滅しました。篩分けも100%ではありませんでした。もし戻る巣箱が新たな空巣枠だったら違う結果だったかも知れません。
Commented by henro1945 at 2018-01-20 22:37
ORFEUMさん
洋蜂に「ショック分蜂」という技法がありますか。これと同じことを日本蜜蜂でやろうとすると全摘になるのだろうと思います。古い育児巣板を新しい巣板にする・・ 分かりやすくいえば「新巣飼育」でしょうね。
前にもいいましたが、採蜜時に巣板を全部摘出するという日本で昔から行われている方法が理に叶っていることを身に染みて感じているところです。全摘で蜂が逃げるのなら逃がせばいいのだということも分かって来ました。逃げた群れはどこかで冬を越すでしょう、、半年たったら、そこから出た分蜂群が何倍にもなって戻って来ます。今、アカリンダニの蔓延地域で日本蜜蜂が命をつないでいるのは、古式飼育方ともいえる全摘の恩恵にあずかっている所が大きいと考えているのですが。

S蜂友の元巣も消滅しました、、生き残ったのは第一と思われる分蜂群だけです。ORFEUMさんがいわれる通りで、自発的に行う「全摘」「ショック分蜂」そのものだと思います。
12月初旬に入ったI蜂友の群に雄蜂がいるそうです。これも分蜂群だったことが分ったのですが、雄蜂は気に入りませんね。内見すれば直ぐに分かることなんですが、希望を持って見守っていくことにしました。
Commented by ORFEUM at 2018-01-20 23:50 x
いよかんさん
そうですか。Sさん群の第二・第三群は駄目でしたか。元群にアカリンダニなどの不都合が有っての分蜂だったのか、または通常分蜂でもこの時期の交尾は相当難しかったかですね。
それでも第一分蜂が不都合を篩分けて新巣で生き延びたのは意味のある事だと思います。貴重な情報です。ありがとうございます。
私の10月に誕生した新女王2群の交尾もかなり危ないものでした。散々考えて一ヶ所に集めました。健康な有王群2群、超弱小群1群、未交尾女王群2群の計5群を直径10m位の円陣に置いて、円の中心に働き蜂産卵で♂蜂だらけになった群(未交尾女王の姉妹群)を置きました。各群にいる僅かな♂蜂にも期待して少しでも交尾の成功率を上げたいと考えた訳です。近親交配の可能性大ですが。
結果は、功を奏したか他の理由か分かりませんが2群とも(大小はありますが)上手く行きました。

ショック分蜂と言う呼称自体は最近知りました。いよかんさんが再三言っておられる通り全摘もショック分蜂も早秋がリミットでしょうね。
私がやって失敗した人工的な篩分けも今度機会があれば100m以上離れた場所に振い落とし、帰巣する巣箱は空巣枠にするつもりです。
Commented by henro1945 at 2018-01-21 23:37
ORFEUMさん
昨日です、足元がおぼつかない二人が消滅したと思われる箱を担いでよたよたと蜂場に運びました。「蜂を始めた頃はお互い元気だったのになあ~」 と顔を見合わせて笑いました。
歳月人を待たずというけれど・・ あたしゃ 後10年頑張ります ^^

>結果は、功を奏したか他の理由か分かりませんが2群とも(大小はありますが)上手く行きました。

さすがですね。。
時期外れの分蜂に交尾の問題が付いて廻るのは仕方ないことなんでしょうね。交尾に失敗して消滅の運命にある群れは、出来得る最後の仕事をするのだろうと思います。種の存続に貢献できる最後の仕事・・ それが雄蜂の生産なんだろうと思います。長いこと、蜂(女王蜂・働き蜂)は「群れ」のために生涯を捧げる、と考えていました。最近それが、蜂は「種」のために生涯を捧げる、に変わってきました。そう考えれば、働き蜂産卵も意味を持ってくるように思います。
自然界に無意味なものが存在する訳がないですから。

色々やってみて発信してください。どんな情報でも次のステップに必ず役立つはずです。
宇宙のことが分からないように蜜蜂のことは分からない・・ だって、巣箱のなかに宇宙がありますもの。
Commented by ORFEUM at 2018-01-28 10:26 x
いよかんさん
二日続きで雪が降りました。寒いです。1月も月末になり、ぼちぼち梅の花が咲き始める頃です。巣箱の中では新巣が作られ産卵が増えて来ていると思います。もしアカリンダニに罹っていればKウイング蜂も増えているはずです。暖かい日を選んで内見したいのですが寒い日が続き、なかなか巣箱を開けることが出来ません。
今のところ大小合わせて4群。体色も正常で外勤も有ります。しかしどれ一つ大丈夫と言う自信はもてません。無事に冬を越して王台が出来るのをひたすら待っています。何か別な楽しみでも見付けて没頭している方がとかく上手く行くもんですが、じっと待つだけと言うのは何とも心許ないものです。

>歳月人を待たずというけれど・・ あたしゃ 後10年頑張ります ^^

プロ養蜂家が書いていました「蜜蜂の生態が解ったような気になれたのは最初の一年目だけ。蜜蜂の生態は神秘でその神秘は深まるばかり」
その通りでございます。もうじき9年目ですが分からないことだらけです。
10年でも20年でもやりましょうよ。蜜蜂の神秘の奥に杖の先っちょが届くまで
Commented by henro1945 at 2018-01-30 07:10
ORFEUMさん
蜂の様子はORFEUMとまったく同じで内見することができません。2~3月にアカリンダニの症状がピークに達するのは寒くて外に出られなかったKウイング蜂が暖かくなって出てくるからでしょうね。何とか、二桁残って欲しいと思っている所です。

寒いですね、私の所でも最低気温が-3度になった日があります。キンもデボもミスマも屋外に置いているのですが、デボとミスマは軒下に置いてキンは遮光ネットをかけているだけです。キンとミスマは氷点下になっても大丈夫ですが、デボがちょっと心配です。

パソコンがおかしくなって修理に出していました。初期化されて戻って来たのですが、使い勝手が悪いです。今は事務関係とか取引先とのデータのやりとりはすべてパソコンですので、これが壊れるというのは一番恐ろしいことです。税務申告の時期と重なって相当なストレスを抱えていたのですが、お蔭なことに解消しつつあります。

>10年でも20年でもやりましょうよ。蜜蜂の神秘の奥に杖の先っちょが届くまで

あははは~ そうですね、頑張りましょう ^^

Commented by 山のおじさん at 2018-02-04 21:56 x
いよかんさん、皆さん、こんばんは。
今日もよく冷えています。
今朝はマイナス5℃でした。
二群れ、蜂数が減少していますが、静観するしかないですね。
花芽の出ていない金稜辺、とりあえず玄関内に取り込んでおきましたが、コンクリートなのでいよかんさんの鉄板と同じように余計冷えるかも知れません。
遅れて花芽の出てきている鉢は、冷蔵庫の上に置いています。
後60日前後です。
辛抱辛抱:笑


Commented by henro1945 at 2018-02-06 13:17
山のおじさん
マイナス5℃ですか、、今年は厳しいですね。。
昨日、やっとミニビニールハウスができ上ってデボニアナムを入れました。それまでは軒下に置いて遮光ネットで覆っていただけですので、氷点下になっていた可能性があります。でも、全くダメージを受けた形跡がなくて青々としています。
ハウスに熱源を入れてみたのですが、100Wのヒヨコ電球では1℃くらいしか上がらず、300ワットの電気コンロにしたら3~4℃上がりました。電気代がたまりませんので、夜だけ300Wにして日中は100Wにしようかと思っているところです。少し寒さが和らいだら、デボを出してキンを入れる予定でいます。

地面でしたら地熱がありますしコンクリートとか石は蓄熱性が高いですから、キン等を置くにはいい所だと思います。置くのなら、鉢を直接地べたに置く方がいいのかも知れません。「みつばちらん」と言われているキン・ミスマ・デボ・フォアゴットンは意外と寒さに強いように思います。ただ、キン以外は霜には弱いみたいです。

寒くて蜂を見にいっていないのですが、分かっているだけで2群でボロボロと蜂が落ちている状態です。
>後60日前後です。
そうですね・・ 蜂は成り行きに任せるとして、キンの開花調整に入るタイミングを計る時期になりました。
一陣は、桜より少し早く咲かせたいのですが、これが結構難しいんですよね ^^
Commented by ORFEUM at 2018-02-09 13:57 x
いよかんさん
続いていた寒波が一段落して今日は気温が8℃無風で体感的には暖かい日だったので今年初めての内見をして見ました。
育児が進んでいて元気な群では大人の掌ほどの育児圏が2枚、小さな群でも子供の掌位の育児圏が出来ていました。
例年は蜂数が大分増えてから与える代用花粉のペーストを今年は2月に入って直ぐに与えてみました。花粉は産卵された後の育児に必要なものと思っていたのですが、昨秋の経験では女王の産卵時に沢山の花粉を持ち帰り、幼虫が育つ頃には一段落していました。ある程度溜まったから落ち着いただけかも知れませんが、産卵の為の栄養という事もあるかも知れないと思いやってみました。
ある程度の結果は桜の咲く頃に出ると思います。
Kウイング蜂はじっと探せばいる程度で今のところは重大な状態では無いようです。
分蜂までもう一息。無事に辿り着けるよう祈るだけの日が続きます。
Commented by henro1945 at 2018-02-10 22:29
ORFEUMさん
この寒さのなかでも育児が行われている群れがあるのですね。。巣房を見られない重箱では確認できないことです。巣板の下部をかじり落として「湾」を作り出したら育児が始まるのかな?と推測するくらいのものです。
この時期の群れの体力というのはバラバラなんですが、一旦分蜂に向かって動き出すと徐々にその差が小さくなっていくような気がします。私は、底に巣屑が溜まりだしたら「しめしめ」という気持ちになります。次の寒波が去ったら、全てを見て回ろう思っているところです。
産卵をする女王蜂はタンパク質を摂る必要があると思います。その為にも花粉は多い方がいいでしょうね。

12月にI蜂友の所に1入った群れの勢いが増したような気がします。一方で、同じ敷地内の1群がアカリンダニにやられてしまいました。蟻酸を投与し続けたのですが・・ 駄目でした。

>分蜂までもう一息。無事に辿り着けるよう祈るだけの日が続きます。

はい、後一か月でしょうか。
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